
こんにちは、つじのか国際商標事務所の杉田です。
先日、話題の「大阪・関西万博」に行ってきました!
未来感たっぷりの展示やパビリオンにワクワクしましたが、職業柄、ついつい「これも商標登録されてるのかな…?」と気になってしまいました(笑)。
実は、現時点で、万博に関連する商標が60件、出願・登録されているんです。
今日はその一部を、カテゴリごとにご紹介しますね。
1.イベント名:やっぱり王道!
たとえば「大阪・関西万博」などは、イベントの顔ともいえる名前。
公式グッズや広告などで幅広く使われるため商標登録されています。



2.キャラクターも大事な資産
大人気キャラクター「ミャクミャク」も、ちゃんと商標登録済みです。
グッズに使用されたときは、グッズの目印となりますので、商標としての保護も重要です。


3.パビリオン名も商標に!
「いのち輝く未来社会のデザイン」というテーマや、会場の中心でプロデューサーが手がけるシグネチャーパビリオンの名称なども商標登録されています。



4.新しいサービスやアプリ名も
大阪・関西万博で提供される決済サービスに関するアプリや、パビリオン・レストランなどの様々な施設や現在地がすぐにわかるマップアプリの名称も商標登録されています。

デジタルウォレット | EXPO 2025 大阪・関西万博公式Webサイト

EXPO 2025 Visitors | EXPO 2025 大阪・関西万博公式Webサイト
「大阪・関西万博」は10月まで続きます。
今後も新たな商標が出願・登録されるかもしれませんね。その点も注目です。
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商標登録についてうかがいたいのですが、今回の「大阪・関西万博」は、商標登録されています。という記事を書くにあたって、「大阪・関西万博」と表記するために、申請などは必要だったのでしょうか。商品(イベント)名など以外に「大阪・関西万博」と使用する場合も、何かしら制約されるのかを、知りたいです。
コメントありがとうございます。
本ブログの記事の執筆・公開にあたり、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会に申請を行っていません。
本ブログ記事における使用は、ブログ記事の一部であり商標権等の権利を侵害するものではないと考えられるためです。
なお、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会は、名称やキャラクターの使用に関する問い合わせ窓口を設けているようですので、
そちらに問い合わせてみてもよいかもしれませんね。
https://www.expo2025.or.jp/news/news-20230428-02/
ありがとうございます。そうですよね。あくまで商標に関する権利と制約ですよね。万博公式ホームページの言葉が強めでしたので少し不安になりましたが、杞憂と分かり安心しました。