想いを言葉にして名前にする方法と商標の考え方

お店や商品の名前がなかなか決まらない…。そんなときは、センスよりも「想い」や「伝えたいこと」を言葉にしていくことが大切です。造語ネーミングの考え方と、商標の視点も含めて解説します。
こんなお悩みありませんか?
- お店や商品の名前を考えているけれど、なかなかしっくりくるものが見つからない
- 想いはあるのに、言葉にしようとすると難しい
- 他と同じような名前にはしたくない
- 自分で決めたいけれど、「これでいいのかな」と迷ってしまう
こうしたお悩みは、とても自然なものです。
名前は「思いつく」のではなく「少しずつ見えてくる」ものです
名前はひらめきではなく、
想いを言葉にしていく中で少しずつ形になっていきます。
ネーミングというと、
センスやひらめきで決まるもの、というイメージがあるかもしれません。
でも実際には、
名前はある日突然思いつくというよりも、
ご自身の中にある想いを、少しずつ言葉にしていく中で見えてくるものです。
ご自身の中にある
- 想い
- きっかけ
- 伝えたいこと
こうしたものを丁寧に言葉にしていくことで、
名前のヒントが自然と見えてきます。
そして、そうした言葉を整理していくことで、
名前の方向性を少しずつ“引き出していく”ことができます。
①「想い」や「きっかけ」を書き出してみましょう
まずは、次のようなことを書き出してみてください。
- なぜこの仕事を始めようと思ったのか
- どんな人に届けたいのか
- どんな気持ちになってほしいのか
きれいにまとめる必要はありません。
思いつくまま、言葉にしてみることが大切です。
②「伝えたいこと」を言葉にしてみます
書き出した内容の中から、
「これを大切にしたい」と思う言葉を拾っていきます。
たとえば
- 安心
- やさしさ
- 自然
- 自分らしさ
といった言葉です。
これが、名前の“もと”になります。
③言葉を少し広げてみます
次に、その言葉を少し広げてみます。
たとえば「やさしさ」であれば
- gentle
- soft
- mild
「自然」であれば
- nature
- green
- earth
といったように、言い換えたり、英語にしたり、連想したりしていきます。
④言葉を組み合わせて名前の形にしていきます(造語)
ここで初めて、名前としての形にしていきます。
たとえば
- gentle + leaf
- soft + bloom
といったように、言葉を組み合わせて、オリジナルの名前(造語)を作っていきます。
最初から一つに絞らず、いくつか候補を出してみるのがおすすめです。
⑤音の印象を整えます
最後に、音としての印象を確認します。
- 読みやすいか
- 覚えやすいか
- ターゲットに合っているか
やさしい雰囲気にしたい場合は、やわらかい音(ラ行・ナ行など)を意識すると、印象が整いやすくなります。
造語は「他と区別しやすい名前」を作りやすい方法です
このようにして作った名前は、
既存の言葉に比べて独自性のある名前になりやすいという特徴があります。
そのため、
- 他のお店や商品と区別しやすい
- ブランドとして育てやすい
といったメリットがあります。
また結果として、商標登録の可能性が高くなる方向に働くことが多いのも特徴です。
ただし、造語でも注意が必要です
ここまでで名前の方向性が見えてくると、
「この名前、このまま使って大丈夫?」
と気になる方も多いと思います。
実際には、
- 似ている名前がすでに登録されている
- 読み方が同じと判断される
といった理由で、使えないケースもあります。
名前が決まったら、こちらも確認してみてください
名前が決まったら、次に気になるのは
「この名前、使って大丈夫?」という点かもしれません。
ご自身でできる簡単なチェック方法をまとめていますので、
よろしければこちらもご覧ください。

まとめ
名前は、センスやひらめきだけで決めるものではありません。
- 想いやきっかけを書き出す
- 伝えたい言葉を見つける
- 言葉を組み合わせて形にする
こうしたプロセスを踏むことで、
ご自身らしい名前を作ることができます。
そして、せっかく考えた大切な名前だからこそ、
将来も安心して使い続けられるかという視点も、ぜひ大切にしてみてください。
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